HIGAN
どうして私達は 生まれた時に持っていた 光の
大きさや色に とらわれて
大切な人まで 決めなければならないの
運命の人を 信じるならば 今この時が
運命(あなた)の望んだ 結末なのでしょうか
まぎれもなく一つの 愛の形なのかもしれない
それでも私が 欲しかったのは
“特別”じゃなく “当たり前”の幸せ
こんなにも 想い合っているのに
貴方との 絆はその事実だけ
こんなにも 近い場所にいるのに
あまりにも遠すぎる 貴方
いくら走っても 叫んでも
決して越えられない 淵(ふち)があります
いくど 想いを確かめたとしても
紡ぐ 祈りは 空の彼方
持って生まれた存在理由(レーゾンデートル) 月夜に思う
貴方と違う空を見て 心に風は冷たく
晴れやかな笑顔で 別れを告げたけれど
きっと気づいていたのでしょう
角をまがればもう 心は土砂降り
いくら 呼んでも 手を伸ばしても
暗黒の潭(ふち) 横たわっています
いくど 生まれ変わったなら
貴方の岸に たどりつけますか
こんなにも 想い合っているのに
貴方との 絆はその事実だけ
こんなにも 会いたい気持ちだけ
あまりにも遠すぎる 貴方
いくら走っても 叫んでも
決して越えられない 淵(ふち)があります
いくど 想いを確かめたとしても
紡ぐ 祈りは 空の彼方
