ツバサ



銀の月が かかる夜はきっと キミを迎えにいくよ
 広げた翼から ふわりと舞う 白い羽根

ねぇ 見えなくても 誰の心にも 翼は眠っているから
 飛び立っていいんだよ この 狭い鳥籠から

月の光も 夜露も花も みんな歌っているから
ひとつひとつ、その音を拾い集めれば
きっと
両手いっぱいの宝石に



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